Objet d' art

DATE
MAR.15 - APR.4 2024

「テッド・ノートン – ジャン・プルーヴェの”移動する”建築 – 」EXHIBITION

会期
2024年 3月15日(金) - 4月7日(日)
会期初日を除く、平日のご来場はアポイントメント制と
させていただきます。土、日曜日は時間内フリーアポイ
ントでご来場いただけます。
開催時間
11:00~19:00(最終入場は18:00)
場所
〒132-0034 東京都江戸川区小松川4-64 Objet dʼ art【google map
会期
2024年 3月15日(金) - 4月7日(日)
会期初日を除く、平日のご来場はアポイントメント制と
させていただきます。土、日曜日は時間内フリーアポイ
ントでご来場いただけます。
開催時間
11:00~19:00(最終入場は18:00)
場所
〒132-0034 東京都江戸川区小松川4-64 Objet dʼ art【google map

テッド・ノートンはオランダのコンセプチュアルアーティストです。1956 年にオランダのテーゲレンで生まれた彼は、1990年に学位を取得、現在は主にはジュエリーアーティストとして、アムステルダムにて活動しています。独創的で強いコンセプトの元に生み出される彼の作品は、アーネム近代美術館やモントリオール装飾美術館など、世界中のギャラリーにコレクションされています。日本でも、東京都現代美術館での「オランダのアート&デザイン新言語」などでも紹介されたことのある、コンテンポラリージュエリー界を代表するアーティストの一人です。

今回の展覧会では、テッド・ノートンとObjet d’ artによるコラボレーション作品、「”Carrying Architecture” Hommage to Jean Prouvé-Bags」と、ジャン・プルーヴェによる家具や建材によるインスタレーションと展示販売を行います。

テッド・ノートンの作品は独創的なアプローチと、深いコンセプトの元に生み出されていきます。その中でもハンドバッグを型取った驚くほどに透明な樹脂の中に、ジュエリーや、小物、時には魚など様々なものを封じ込めた、一連の作品群が特に有名です。拳銃から発射された弾丸が銃口から離れ、まるで時が止まっているかのように見える「Lady-K-Bag」はアイコニックでありながら、洗練された美しさで、目にする人に一瞬でその印象を焼き付けるユニークさを併せ持つ、彼のデザインワークの特徴と言えます。Objet d’ artとのコラボレーションで制作した作品は、テッド・ノートンの代表作であるアクリルのバッグに、ジャン・プルーヴェによる” brise-soleil” の支柱のスライスを封じ込めた作品です。購入者が元の柱どの部分から切り出したかわかるように 10mm ずつ、同じ柱から切り出し、巧みなテクニックの元にアクリルのバッグへと封入されていきます。

 

プルーヴェへのオマージュを込めて、すべてのバッグにはプルーヴェの格言から数文字が打刻され、100 個のエディションが揃うと 1 つの文章となります。それは、離れた場所にあっても一つのプロジェクトであることを示す役割を担います。

 

実際に使用されたプルーヴェの建材を買い付けし、現代においてアートジュエリーとしてエディションされた作品を「移動する建築」といった形で、さまざまな方にコレクションしていただくことによって、「バイイング」の追体験とそれによって世界中に散らばる作品の縮図のようなコラボレーションを私たちは目指します。元来、静的である建築部材を持ち運ぶことができるようにすることにより、動的なアート、ジュエリーとしての一面を表現した作品を、歴史的な名作であるプルーヴェの作品と共に展示いたします。

Jean Prouvé COLLECTION

FINE ART COLLECTION

OBJECTS COLLECTION

ARCHITECTURE ELEMENTS COLLECTION