Objet d' art

DESIGNER

Isamu Kenmochi

Isamu Kenmochi

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東京生まれ。1932年に東京高等工芸学校木材工芸科(現・千葉大学工学部デザイン学科)を卒業後、商工省(現・経済産業省)工芸指導所に入所します。そこで指導顧問として来日していたドイツの建築家ブルーノ・タウトに出会い、多くの教えに影響を受けて師事します。ブルーノ・タウトによる「デザインとは考えることだ」「作品は一個の世界を内包する」という教えによって剣持の生涯にわたるデザイナーとしての基本理念が形成されました。その後欧米のデザインを見聞する過程の中で世界に掲げることができる日本のグッド・デザインを生み出したいという理想を築いていきます。そして剣持は日本と日本のスタイルへの研究を重ね、1953年の三越本店にて「新日本調の研究」の発表で世界で初めて「ジャパニーズ・モダン」という言葉が世界で最初に使われることとなりました。この発表により国内外でジャパニーズ・モダンに対する注目が集まり丹下健三、清家清、池辺陽、イサム・ノグチ、猪熊弦一郎など、業界を超え多くの芸術家にも多大な影響を与えています。多くの日本人が”日本のグッドデザイン”を模索し始め、「グッドデザイン運動」に発展する中、剣持の「バスケットチェア」「スタッキングスツール」「ラウンジチェアシリーズのラタンチェアー」など数々の家具デザインの名作も生まれました。インテリアデザインの領域でも丹下健三設計の香川県庁舎、大谷幸夫設計の国立京都国際会館、ホテルニュージャパン、京王プラザホテルなど多くの内装デザインも手掛けています。およそ70年も前に提唱された「ジャパニーズ・モダン」という世界観は今日、世界中のギャラリーやオークションでも再び注目されています。剣持のプロダクトもまた今尚強烈な光を放っており、彼の提唱した世界観が日本の文化や芸術の発展に強く貢献を果たしたことが強く証明されています。

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