DESIGNER
Maria Pergay
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ルーマニア生まれのフランス人デザイナー、マリア・ペルゲイは、ステンレスを使ったテーブル、ベルトのバックル、装飾品、椅子、デイベッドなどで知られている。ペルゲイの作品は、波やリング、貝殻のような有機的な形が特徴である。
1930年、ルーマニアのモルドバでロシア系ユダヤ人の両親のもとに生まれたペルゲイは、第二次世界大戦の始まりとともに母親とともにフランスに亡命。戦後、パリの高等映画学院で衣装、セットデザイン、彫刻を学んだ後、銀の装飾品を売る店を開いた。
1960年代後半にステンレスを使い始め、フライングカーペット・デイベッドとリングチェアを皮切りに、そのコレクションは高い評価を受け、ピエール・カルダンらが大絶賛した。彼女の伝説的なコレクションの数々は、オークションなどでも非常に高い人気を誇り、コレクターが高値で落札されている。現在、彼女の作品はニューヨークのメトロポリタン美術館に収蔵されている。